ＦＩＪは、来たる衆議院議員総選挙（10月10日公示、22日投開票）に際して、ファクトチェックプロジェクトを実施すべく準備を進めています。

　事実かどうか疑わしい様々な言説・情報の真偽を検証するのが「ファクトチェック」の役割です。政治家など公人の発言、SNS上のデマ、ウェブ上のコンテンツ、メディアの報道など、社会に影響を与える様々な言説が対象となります。

　世界各国では、すでに数多くのファクトチェック団体が活動しています。メディアと市民が協力しているケースも多く見られます。とくに、米国大統領選、フランス大統領選、韓国大統領選などで、非常に活発なファクトチェックが実施されました。

　今回の総選挙では、ファクトチェックの推進・普及に向けて設立されたＦＩＪの呼びかけで、複数のメディアがファクトチェックに参加する見通しです。日本では初めての試みとなります。

　ＦＩＪは、急きょプロジェクト参加希望者に対する説明会を開催します。ご興味のある方は、ぜひご参加ください！

 

プロジェクト参加希望者向け説明会の予定

【日時】　１０月４日（水）１９：００〜２０：００
 
【場所】　〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-25-16 いちご神宮前ビル　スマートニュース（株）２Ｆイベントスペース内
 

プロジェクトの概要

　今回のプロジェクトには、複数のメディアが総選挙に関連する言説・情報を対象としたファクトチェックに参加する予定です（ニュースのタネ、ポリタス、BuzzFeed Japan、GoHooなど）。

　参加メディアは、対象言説の範囲やレーティング（判定）基準など、今回のファクトチェックの基本方針を立て、ファクトチェック記事を各自運営するサイトで公開します。

　参加メディアのファクトチェック担当者が相互協力できるよう「ファクトチェッカーチーム」（Ｆチーム）を設けます。

　ＦＩＪ事務局下に「情報共有支援チーム」（Ｉチーム）を設け、情報提供の呼びかけ、疑義のある言説情報の収集などを行い、Ｆチームに提供します。

　ＦＩＪは、各メディアが公開したファクトチェック記事をガイドラインにのっとって、本サイトで紹介し、報奨金を支給します。

 

プロジェクトへの応募・参加方法

　希望者は、次のいずれかの方法で、本プロジェクトに参加できます。
 

（１）参加メディアのファクトチェックチームで、リサーチ等をする業務

 
　どのような言説をファクトチェックの対象とするかは、参加メディアによって方針が異なります。参加メディアの応募内容、勤務場所、報酬など詳細は、説明会でお話します。参加メディアのファクトチェックチームに採用されれば、担当者の指示のもとで、ファクトチェック案件の調査を行ってください。
 

（２）ＦＩＪのＩチームで、ファクトチェックに必要な端緒情報（疑義ある言説など）を収集して、参加メディアに提供する業務

 
　応募方法、勤務場所、報酬などは、説明会でお話します。希望者は、Ｉチームの責任者に採用されれば、その指示のもとで、情報収集業務を行ってください。
 

問い合わせ先

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