世界の最前線を報告します

2018. 07. 10

世界各国では、フェイクニュース問題の対策やファクトチェックについて様々な取組みが行われています。国際会議に参加してきたFIJのメンバーがその最前線をリポートするとともに、日本の今後の進むべき道について議論したいと思います。(FIJ会員は参加無料、特別会員は映像視聴可。詳しくは後述)
 

 

セミナー開催予定

【テーマ】 世界のフェイクニュース対策最前線と日本の行方
 
【日時】 2018年8月9日午後7時〜9時(6時開場)
 
【場所】 スマートニュース株式会社本社2階イベントスペース(地図
 
【参加費】 3,000円(前払いは2,500円。FIJ賛助会員は無料)
 
【内容】
以下の国際会議に参加したメンバーが世界の取組みの最前線を報告し、今後の日本の方向性について議論します。
(1)ファクトチェック国際会議「Global Fact V」(ローマ)
年一回に開催される、ファクトチェック国際会議では最大級のGlobal Factは今年で5回目。世界各国からファクトチェック団体関係者が集まり、今年はアジアからの参加者が大幅に増える中、日本からはFIJメンバーのみが参加した。
(2)偽情報対策に関する国際ワークショップ「East Asia Combating Disinformation Workshop」(台北)
近年、偽情報が政府の人権侵害正当化に使われてしまう事例のある東アジア諸国を中心に約10カ国参加した、台湾民主基金と開放文化基金などが主催した国際会議。前半の会議は200名以上参加、後半はファクトチェック団体を中心に40名ほどが参加した。東アジアのいわゆるフェイクニュース拡散の現状を把握すると共に、各国のファクトチェック状況を共有し、課題をディスカッションした。日本からの参加者はFIJのみ。
(3)Google主催「APAC Trusted Media Summit 2018」(シンガポール)
信頼性の低下が目立つニュース、メディアの危機的状況の下、Googleが各国の主要メディアやジャーナリズム研究の先駆者らを招き、ソリューションを模索する会議。後半の日程では、ジャーナリズム研究団体「First Draft」が率いるワークショップも予定されている。
(登壇予定)
○ 立岩陽一郎(FIJ副理事長、ニュースのタネ編集長)
○ 楊井人文(FIJ事務局長)
○ 段エディ(FIJ事務局長補佐)
○ 田島将太(スマートニュース株式会社)
 
【申込方法】 申込フォームからお申込みください。
 ※取材も可能ですが、参加費はいただきます。
 ※事前払いで当日欠席された方は、後日メールで配布資料、映像をご覧になれます。
 ※賛助会員は会員の種類を問わず、FIJセミナーに無料で参加できます。入会される方は事前にお手続きください
 ※特別会員は当日参加の有無にかかわらず、当日のライブ配信や収録動画・配布資料を閲覧できます(過去のFIJセミナーを含む)。
 ※来場者には、『ファクトチェックとは何か』(岩波ブックレット)を特別価格で販売します。