候補者討論会(1) 翁長県政の実績巡る発言は正確だった?

2018. 09. 19

検証者 (Fact-Checker)Japan In-depth (安倍宏行・楊井人文)

  • 検証記事:候補者討論会・翁長県政の実績巡る発言は正確だった?

  • 掲載日:2018/9/19
  • 対象言説 (Factual Statement)

    • ① 翁長県政は仲井真県政時代と比べて入域観光客数は592万人から958万人、1.6倍、観光収入も3997億円から6603億円へと1.7倍、クルーズ船の実績も125回から515回へと4.1倍、大きく発展させています。好調な沖縄経済のもとで完全失業率も6.8%から3.8%へと3%改善。有効求人倍率も0.4倍から1.11倍へと0.71%の伸び、復帰初の1%台を達成しています。そして農業所得の伸び率も実は全国1位になっているんですね。子どもの貧困対策でも全国に先駆けて実態調査を行い県単独事業で30億円の基金を創設して取り組み、全国からも高く評価されています。(玉城デニー・前衆議院議員)
    • 媒体・場所:沖縄県知事選立候補予定者討論会
    • 発言・発表日:2018/9/11
    • ② 今言った経済政策は、何も翁長県政で全て種を撒いて成果が出たものではないですね。例えば、仲井真県政時代に行われたビザの緩和措置、あるいは那覇空港の国際ターミナルの拡張、中国や台湾などから海外便の誘致などを含めて、今の沖縄ブームをある意味、継続的に仲井真県政から翁長県政において結果的に今の沖縄の一千万人観光と言われるようなものが実現していると。(佐喜真淳・前宜野湾市長)
    • 媒体・場所:沖縄県知事選立候補予定者討論会
    • 発言・発表日:2018/9/11
    • 判定 (Rating)

      • ①おおむね正確
        ②正確

      事実・根拠 (Fact and Evidence)

      • ①翁長県政と仲井真県政の経済実績のデータは、いずれも沖縄県や内閣府などのデータや資料で確認できた。ただ、仲井真県政6年目(2012年)と比較している点は注意が必要だ。
        ②仲井真県政時代から継続している観光政策については、公表された資料から事実と確認できた。
        記事全文はここで

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