候補者討論会(2) ”安倍首相5年以内の普天間返還約束”は事実か?

2018. 09. 29

検証者 (Fact-Checker)Japan In-depth (安倍宏行・楊井人文)

  • 検証記事:候補者討論会その2 ”安倍首相5年以内の普天間返還約束”は事実か?

  • 掲載日:2018/9/29
  • 対象言説 (Factual Statement)

    • ① 日米両政府は沖縄の基地負担軽減のためにSACO、いわゆる日米行動委員会を経て統合計画ということで、いわゆる嘉手納以南の基地の返還というものを日米で合意されました。中でもキャンプキンザーや軍港などは県内移設というようなことになってございます。(佐喜真淳・前宜野湾市長)
    • 媒体・場所:沖縄県知事選立候補予定者討論会
    • 発言・発表日:2018/9/11
    • ② 普天間の閉鎖返還、これは来年の2月が5年以内の運用停止の期限ですから、まずそれを政府に求めます。一日も早く運用停止せよと。政府の約束したこと、安倍総理は、自分ができることは全力でやるとおっしゃった。(玉城デニー・前衆議院議員)
    • 媒体・場所:沖縄県知事選立候補予定者討論会
    • 発言・発表日:2018/9/11
    • ③ 今、普天間第二小学校ではこのシェルターを作って子供たちを避難させている。その避難誘導員まで置いている(玉城デニー・前衆議院議員)
    • 媒体・場所:沖縄県知事選立候補予定者討論会
    • 発言・発表日:2018/9/11
    • 判定 (Rating)

      • ①正確
        ②ほぼ正確
        ③正確

      事実・根拠 (Fact and Evidence)

      • 日米両政府のSACO合意や統合計画から、合意内容が正確であることを確認できた。
        首相官邸HPの発言記録などから、安倍首相が「2019年2月までの普天間運用停止」の実現を約束したと受け取れる言動をしていたことは事実。
        普天間第二小学校への取材などで事実と確認できた。記事全文はここで

      このページでは、プロジェクト参加メディアからの報告と了承のもと、ファクトチェック記事に関する要旨を紹介しています。このページに掲載した情報は、ファクトチェックの成果の一部であり、完全なものではありません。必ず元の記事全文をご確認ください(検証記事のタイトルをクリックすれば読めます)。また、このページは掲載時点での情報であり、今後、新たな情報により修正される可能性がありますので、ご留意ください。


      特集サイトに戻る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です