ファクトチェック実践講座を開講します
2月12日、早稲田大学エクステンションセンター(中野校)で、瀬川至朗理事長(早稲田大学政治経済学術院教授)が講師を務める「市民のファクトチェック実践講座」(全3回)を開講します。
申込は早稲田大学エクステンションセンターのウェブサイトからお願いします。
なお、FIJでは、理事への講演・講座等の依頼を随時受け付けております。お問い合わせは、こちらまで。
概要
(目標)
・ファクトチェックの考え方と方法を、事例を通じて学ぶ。
・それぞれの受講者が疑わしい言説(疑義言説)の候補を見つけ、その真偽を調査し、ファクトチェックレポートを作成するための基礎を身につける。
(講義概要)
フェイクニュースや真偽不明の情報がネットを通じて急速に拡散する時代となっている。フェイクニュースや誤情報の拡散を防ぐ対策として、情報の真偽を検証して公開するファクトチェックの取り組みが注目されている。しかし、日本での取り組みは遅れている。一人でも多くの市民がファクトチェックの手法を身につけ、実践していくことが重要だ。本講座では、ファクトチェックの考え方と方法を、事例を通じて学び、最終的には、それぞれの受講者が疑義言説を調査し、ファクトチェックレポートを作成することを目標にする。
瀬川至朗理事長の略歴
(せがわ・しろう) 1954年生まれ。早稲田大学政治経済学術院教授(ジャーナリズム研究)。東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学)卒業後、毎日新聞社入社。ワシントン特派員、科学環境部長、編集局次長、論説委員などを歴任。著書に『科学報道の真相―ジャーナリズムとマスメディア共同体』(ちくま新書)、編著『ジャーナリズムは歴史の第一稿である。』(成文堂)など。科学ジャーナリスト賞2017を受賞。
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